今回は千葉県館山市の沖ノ島でのシュノーケリングが楽しいよって話です。
今、沖ノ島と言ったら福岡県の「神宿る島」を思いうかべる方が多いのでしょうが、房総半島最南端館山市の「沖ノ島」の話ですw
2017年夏、今年の夏は残念ながら天候に恵まれず晴れの日が非常に少なかったです。
テレビの情報番組で観ましたが海の家も例年の2割しか売り上げがないお店もあるとか。。
そんな2017年の8月・9月ですが、天気予報とにらめっこして晴れそうな日にシュノーケリングを楽しむため、大好きな「沖ノ島」に行ってまいりました!
沖ノ島は夏の最盛期になると非常に混雑して駐車場に停めるも一苦労なのですが、さあ今回はどうだったのでしょうか!?
沖ノ島滞在記とわかる範囲での沖ノ島情報を書いていきますねぇ!
沖ノ島シュノーケリング滞在記
2017年9月9日土曜日
7月にシュノーケリング目的にタイのクラビに行きました。
でも、子供たちの船酔いが心配で結局シュノーケリングポイントまで行くことを断念_| ̄|○
無念を沖ノ島で晴らそうと目論んでいたけどあまりにも8月の天気が芳しくなくて結局9月にもなって来ちゃいました、沖ノ島w
沖ノ島に到着したのは12時過ぎ。私たちにしてはかなり遅い到着です。
遅く到着すると遅くなった分だけ水が濁るので透明度は全く期待していなかったけど、着いてびっくり
「沖ノ島って、こんなに水きれいだっけぇ~!?」
と妻に同意を求めるほど透明度が高い^^
お盆過ぎるとクラゲが出るから海には行かないって人が多いです。その影響もあると思いますが9月はさすがにシュノーケリングしている人はそんなにいませんw
でも、8月天気が悪かったからか久しぶりのいい天気だってのもあってまるっきりいないってわけじゃない。上半身裸で潜っている人もいるw
8月に沖ノ島に来た時は普通に海水浴場にサンシェードを張ったけど、
今回は絶好のシュノーケリングポイント前に駐車できたのでテトラポッドからエントリー!
以前の記事でも紹介したナイスなポイントから、まずは私一人でのエントリーです^^
恰好は上はサーフィンしてた時に作ったタッパー、下は海パン。ブーツも波乗りに使っていたリーフ用のものを使ってます。そして先シーズン終わりにセールで購入した黒のロングフィン。
フナムシがちょろちょろするテトラポッドを慎重に降りていきます。海面に近い下のほうに降りていくとフジツボやカメノテ?などの貝類ががっつりテトラについているので、ここは本当に要注意。
もしここで滑って転んだら皮膚をザクザクしてしまう裂傷間違いなしですw
よくよくテトラポッドを見るとフジツボが少ないところがあるのでそこから海に入ります。
テトラの先2メートル程のところにでっかい直方体(この周辺がナイスなポイント)があります。まずはここに移動してマスクやシュノーケルの調整など最終的な身支度を整えます。
ここならフラットな場所なのでフィンを履くのも楽々です^^
はやる気持ちを抑えられずに、いざ、エントリー!!
ざばーん!ボコボコッ、シュー。。ボコボコッ、シュー。。
自らの呼吸が聞こえてきます。ちょっとダースベーダーみたいw
目の前の透き通るグリーンブルーの中に銀色の小魚の大群。イワシの大群です。マイワシではないのでカタクチイワシかウルメイワシかな。
幸先いいです^^
海面から差し込んでくる太陽の光が本当にきれい。やっぱり、シュノーケリングは晴れの日が最高です
少しばかり、イワシの群れを追いかけたらゆっくりとビーチに向かって水中散歩。
ぷっくりとしたかわいい魚の群れを発見。何かなと近づいてみると、見たことある姿かたち。お腹のぷっくり白い部分がかわいすぎる「ふぐ」の稚魚の群れです。可愛すぎですw
海面の上からは見えませんが、マスクをしてシュノーケルを咥えて海の中を覗くとそこはもう別世界。日常生活のあんなことやこんなことなど忘れさせてくれる世界です。
↑ チョウチョウウオもひらひらと気持ちよさげに泳いでいます。
テトラや岩場周りにお魚さんはたくさんいます。
反対に砂地にはそれほど魚はいません。
でも沖ノ島の砂地には食べると美味しい魚が結構いますw今回は見かけませんでしたが8月に来た時にはカレイの仲間がパタパタっと体をくねらせて砂の中に隠れるところを見てしまいました。ほんっと上手に隠れるので、いつもは見逃しているんですねぇ。
食べておいしいい魚といえば、ハゼとキスも砂地をゆらゆらと泳いでいます。ハゼとキスはちょい投げでも釣れるので、いつか沖ノ島で釣りをしたら釣りあげて天ぷらにして食べたいですね。
岸が近くなったところで、砂の上を徘徊する変わった魚を発見。大きさは25㎝くらいで口のすぐ下に黄色い2本の大きなひげが生えていて、そのひげでもぞもぞと砂地を探っています。
多分、エサを探しているのでしょうけど見ていてとてもユーモラス。今、WEBで「砂地 魚 ひげ」で画像検索かけたら名前わかりましたw
「ヒメジ」っていうみたい。英語名は「goatfish」。そのまんま、ヤギ魚です。
そうこうしているうちに岸について、単独シュノーケリングは終了しました。
くらげにも刺されなかったので、歩いて車まで戻り、今度は息子たちを連れて再エントリー!いつも水がきれいだなと思っている沖ノ島ですがこんなにきれいな水質アンドいい天気の時は初めてだったので多少あおり気味で息子たちと海中へ。
息子たちも何度も潜ったことのある海だけど、これだけ好条件がそろった時のシュノーケリングは初めてだったようで長男次男とも満足していました。
アンドンクラゲが泳いでた
今回は刺されませんでしたが、見かけてしまいました。
ヤツはやはり噂通り9月には出現するんですね。今までも幾度かクラゲに刺されたことがありますが、犯人はこのアンドンクラゲのようです。刺されるとミミズばれになるので触手が長いのだろなぁと思っていましたが案の定触手が長かったですw
名前の由来がわかる姿かたちをしていましたw
写真、取れなかったので絵ですw
こいつに刺されるとテンション下がるので9月10月に沖ノ島に限らず海に入るときは気を付けましょうね!
沖ノ島(千葉県館山市)へのアクセス
沖ノ島へのアクセスはなんといっても車が便利です。
館山自動車道の開通で東京方面や海ほたる経由の神奈川県方面からくる方も随分増えたように感じます。
渋滞ゾーンになると嫌なのであまり広めてほしくはないのですが、
高速道路を降りてから沖ノ島へ行くおすすめの道があります。
上記の理由で地図は掲載しませんが、言葉で表しますので試しに使ってみてください。
高速を降りて左手にローソンが見えたら右折します。狭い道路ですがこの道を道なりに進むと那古船形駅にでるので右折します。
右折したら信号ふたつめを左に折れます。すると内房なぎさラインに出ますので道なりにすすみ海上自衛隊の基地にぶつかったら右折です。
お使いのナビによってはこの道がサジェストされるかもしれませんが、知らなかった人はぜひお試しあれです。
ただ、道が狭いのでスピードの出しすぎにはくれぐれも注意してくださいね。
沖ノ島の駐車場
駐車場は沖ノ島の目の前から鷹ノ島公園方面に向かって海上自衛隊館山航空基地沿いに位置しています。アスファルト舗装してある道路の左右に砕石(砂利)の駐車スペースが設けられています。駐車スペースの間を貫いている道路ですがぎりぎり乗用車がすれ違うことができるほどの狭い道なのでスピードは抑えて走らない対向車とのすれ違いがかなりこわいです。
今回、私は千葉市の家を朝の6時半に出発したので館山道の豊浦を降りたのが8時前くらいで全く渋滞はありませんでした。
駐車できたのもこの位置です。
8月の土曜日にこの場所に駐車できたのは日にちが8月19日でお盆過ぎだったのと、前日まで雨で当日も晴れるかどうかわからなかったからだと思います。
沖ノ島でのバーベキュー
沖ノ島でのバーベキューは
「ゴミのポイ捨てや不法投棄が後を絶たないため、バーベキューやキャンプはローカルルールのもと、ご遠慮いただいています。」と館山市発行のパンフレットに記載があります。
ローカルルールが何なのかはさておいて、このきれいな島がが汚れていくのは沖ノ島の一ファンとして見過ごせないのでバーベキュー禁止もいたしかないのかなと思います。
実際には沖ノ島でバーベキューをしている人は見かけませんが駐車場わきでバーベキューやデイキャンプを楽しんでいる人はかなり多くいます。タープや簡易テントを張って、皆さん楽しそうにアウトドアでの食事を楽しんでいますよ。おそらくですが、駐車場でのバーベキューやデイキャンプは黙認されているのかもしれませんね。
私見ですがバーベキューを楽しまれている方のマナーも悪くないほうだと思います。ただ、中にはごみを放置される方もいるので、長く沖ノ島でのバーベキューを楽しむためにもゴミは持ち帰らないとダメですね。
沖ノ島のトイレ事情
夏期間には島の入り口に「水洗バイオトイレ」なる優れもののトイレが用意されます。利用時間は8時から18時まで。
なのですが、実際には使えることが少ない気がします。私が沖ノ島にくると大体閉鎖されているんですよねぇ。。
今回は個室がいくつか使えるようだったのですが、他の来場者の
「いやぁ、、あのトイレの汚れ方はないわー。。半端じゃなく汚いよ~w」という会話を耳にして利用するのを諦めました。トイレが汚いのはちょっと苦手なんですよねぇw
ちなみに私は「小」の時は、お魚さんと同じように用を足していますwさすがに「大」はしませんが。。
沖ノ島での釣り
今回はシュノーケリングをメインで楽しもうと沖ノ島に出かけたのですが、もし条件が良ければ釣りもできるように車に釣り道具を積んでエサのアオイソメも購入して、釣りの準備は万端できました。
結果的には私たちは8月は沖ノ島で釣りはしませんでした。やはり、海水浴客やシュノーケリングを楽しむ人が多いので投げる場所がないんですよね。
キス、ハゼ、カレイ、クロダイ、メバル、ベラやイワシの大群などをシュノーケリングしながら見ているので魚がいるのはわかっているのですが、海水浴スペースで釣りをするのは8月は厳しい感じです。
足場はテトラポットでよくはありませんが沖ノ島と鷹ノ島公園の間では釣りメインの人も結構います。
うちは子供がまだ小さくテトラポットでの釣りは危険なので、釣りをするときは場所を変えて糸を垂らすことが多いです。
沖ノ島で遊んだ後に釣りをするなら自衛隊前の防波堤や漁港が近くておすすめです。ちょっと車を走らせれば、うちでは坊主しらずの名ポイントである「那古船形漁港」があります^^